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【試す価値あり】自尊心を意識した自己PRにより内定率100%実例

プライド:10%+自尊心:90%程度を意識することで60歳転職への取り組み方や結果がどのように変わるのでしょうか?

実は意外と簡単なことでした。転職で新天地へ挑むため社会や第三者がどう思うか(プライド)を考えず、自分の経験や能力は自分自身でどのように評価するか(自尊心)を明確にし企業に伝えるだけです。

なぜなら、”できる仕事”を選択するなら自身の経験や能力を応募する企業の業務に関連つけて自己PRしなければいけない(プライド)のに対して、”やりたい仕事”では今までの人生から自身の興味や好奇心と企業を結びつけるだけなので、人間性や自身(自尊心)としてどう働きたいか?を表現するだけで済みます。

私は30戦30敗の経験を活かし、企業が欲しい人材、入社後にしてもらいたい業務に対して、未経験者として過去の経験や能力をベースに興味や好奇心からどのように成長したいか?働きたいか?を自己PRに表現した結果5戦5勝でした。

この記事では、プライドから自尊心へ重視した自己PRによってどのような業種の企業に内定をもらえたか?その事例を5点ご紹介します。

目次

1、自尊心重視の転職活動で内定をもらった実例

(1)法人営業:物流会社の営業職

【試す価値あり】自尊心を意識した自己PRにより内定率100%実例:物流会社内定

社員数:約400人
関東拠点をもつ中堅企業
業務内容:法人向け物流関係の営業活動
勤務形態:正社員
就労条件:休み(土日祝日)
給料:約450万円/年収

経緯
過去の経験やキャリアをフルに活用した法人営業として60歳〜65歳までの5年間勤務。社内には”営業部”という部署がなく、今後売り上げ増加のためルート営業を含み新規開拓をメインに営業活動を行います。

(2)法人営業:中国メーカー測量機の日本展開

【試す価値あり】自尊心を意識した自己PRにより内定率100%実例:外資系内定

社員数:約5人
中国に4つの製造拠点をもつ中国系企業
業務内容:測量機を日本市場展開
勤務形態:日本支社長
就労条件:休み(土日祝日)
給料:約500万円/年収+α

経緯
日本に法人設立から事業展開までを行います。中国に精通した日本人で営業経験を生かして勤務。マーケティングから代理店展開、ネット販売まで全ての事業展開を行います。日中間の貿易ビジネスでは過去の経験を一番活用できる業務です。

(3)個人営業:住宅リフォーム営業

社員数:約50人
リフォーム他個人宅のメンテナンス中小企業
業務内容:リフォームの営業活動から施工まで
勤務形態:65歳までシルバー人材正社員
就労条件:休み(土日祝日)
給料:約300万円/年収
経緯
法人、個人営業の両方の経験者として、個人一戸建宅へ電話アポイント、訪問し新規開拓を行います。商談が具体化すると、営業職のスタッフに引き継ぎクロージングまでは行えないので営業マンとしての満足感や士気面で不満がありました。

(4)個人営業:中国人材の就職紹介

【試す価値あり】自尊心を意識した自己PRにより内定率100%実例:内定

社員数:約50人
外国人向け日本語学校、人材紹介をする中小企業
業務内容:中国市場からの留学生募集、就職希望者を企業へ紹介
勤務形態:正社員
就労条件:休み(土日祝日)
給料:約450万円/年収+α

経緯
英語力+中国語力を活かし日本語教育経験者として、留学、インターンシップ、就職紹介までの人材確保と紹介を行います。6年間の実務経験と長年の駐在経験から中国人の気持ちや環境を理解できる日本人としてプレイングマネージャーとして勤務します。

(5)個人営業:タクシードライバー

社員数:約400人
東日本最大規模のタクシー会社
業務内容:タクシードライバー
勤務形態:正社員
就労条件:隔日16日勤務
給料:歩合制(約500万円/年収+α)
経緯
モータースポーツを趣味としていて、趣味と実益を兼ねたドライバーには興味がありました。二種免許など研修費用+研修期間、給料が支給されることから魅力を感じました。また65歳までは通常勤務で72歳まではシルバー勤務で長く、無理なく勤務できます。

2、せっかくですが内定を断った5つの理由

(1)正社員採用としながらも現実は65歳までの5年間勤務

65歳までの勤務はサラリーマンである以上、現在の日本では変えようがないことです。しかし65歳以降、もっと働きたくても再度転職活動もできないし、また個人事業主で働けるか?気力や体力的に無理があると思います。”個人営業:住宅リフォーム営業”は採用された時点で既にシルバー人材とされ、業務もテレアポ、個人宅への新規訪問など誰もが嫌がる業務をシルバー人材にさせよう、、とする企業文化があり、対象外となりました。

そのため内定の5社の内では4社が5年勤務になります。”個人営業:タクシードライバー”のみが65歳以降も無理のない範囲で働けることになります。

(2)完結型の仕事ができるかどうか?

5社の内では4社は完結型で仕事ができそうですが、”個人営業:住宅リフォーム営業”は限られた範囲の業務しかできないテレアポ、個人宅への新規訪問のみなら、興味や好奇心もないし、自身の経験やキャリアを使うには値しないと判断しました。

(3)”できる仕事”か”やりたい仕事”か?

”できる仕事”では5社とも全てできますが。”やりたい仕事”では、”法人営業:中国メーカー測量機の日本展開”、”個人営業:中国人材の就職紹介”、”個人営業:タクシードライバー”の3社になります。

その中で

”法人営業:中国メーカー測量機の日本展開”、”個人営業:タクシードライバー”は気力と体力があれば70歳まで働けるし、人生最後の仕事としては非常に魅力がある仕事です。

(4)給料

給料面では”法人営業:中国メーカー測量機の日本展開”、”個人営業:タクシードライバー”の2社になります。

(5)会社規模

会社規模では”個人営業:タクシードライバー”の1択です。

30戦30敗の企業にも同じような業種の企業がありましたが、プライドから自尊心へ変える事でその後は全てに内定を頂けたことに驚いています。

30戦30敗の履歴書と5戦5勝の履歴書、面接状況を比較してわかったこと

自身の能力や成果に対する評価は自分で認めるだけよい

他者と比較する必要がない

40歳位までのものとは大きく異なっていなければなりません。60歳転職は自身も企業側も異業種へ転職する最大のチャンスなんだと思いました。

せっかく内定を頂いた企業様には大変失礼ですが、60歳以降の人材を”シルバー人材”として企業側に先に認められるとどれだけ魅力ある職種でも少し敬遠したくなります。この小さな抵抗が10%のプライドなんです。

3、その他の職業

”できる仕事”、”やりたい仕事”に当てはまらない職業というのもあります。(表現の仕方が間違っていましたらお詫びいたします。)いろいろな事情があり従事されておられると思いますが、60歳転職のいろいろな求人情報を見るとその多さに驚きました。

(1)時給のアルバイト、仕事

”時給”で労働力を提供するのは大きな抵抗がありました。例えば1500円/時給で8時間、24日間フルに働いても約290,000円です。手取りに直すと約250,000円です。実際は仕事が不安定で年収にするともっと安くなります。

その収入で3年後、5年後どうなるか?を考えると、大きな不安がありましたので選択肢から外していました。

(2)身体に過重な仕事

何のためにに働くか?を考えた時”社会とのつながり”や”社会貢献”と、これ以上は働けないと思った時の”生活のため”だと思います。例えば70歳で引退したとして、お金がどれだけあっても買えないものは健康な身体と精神力です。それらを削り働くと必ずどこかの年齢で大切な身体に悪い結果として戻ってくるのではないか?と思いました。

街中で見かけると、寒い中、暑い中、雨の中、夜中など、、本当にご苦労様ですと頭を下げたくなります。過重な時もあり休める時もあればよいのですが私にはできない仕事です。

(3)個人事業主

私は長年海外での生活が長く、日本へ帰国した際の仕事として個人事業主を最優先に考えていました。帰国当初は立ち上げたばかりの友人の会社を3ヶ月という依頼で手伝っていましたが、その間に日本市場を改めて見ることができ、”できる仕事”で個人事業主をするよりも、どこかの組織に属して仲間を作りながら楽しく働きたいなぁと思うようになりました。

サラリーマンをしながら”個人事業主”がしたい!と思えば、転職するか副業にすればよいわけで、個人事業主はしばらくは除外しました

4、まとめ

プライド:10%、自尊心:90%程度を意識した60歳転職活動が適度で良さそうです。

人間性や自身(自尊心)をベースに入社後はどう働きたいか?を表現します。

”できる仕事”、”やりたい仕事”に当てはまらない職業への考え方。

【試す価値あり】自尊心を意識した自己PRにより内定率100%実例:ヘッダー画像

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