What News→→→12月08日掲載!!シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵

シニア層転職必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功の6つの鍵

シニア層が中国の大学で日本語教師として活躍する道が、想像以上に魅力的な選択肢となっているのをご存知でしょうか。中国の治安を心配する方も多いでしょう、しかし日本、中国に関係なく自分の安全は自分で守るもので、中国だから、、ということは少ないものです。むしろ、給与、福利厚生、生活の質など、これらすべてが、日本での働き方とは一線を画す驚きの環境を提供しています。本記事では、中国の大学での日本語教師としての実際の待遇や環境を私の体験談をもとに詳しく解説し、シニア層がこの新たなキャリアで成功するための具体的な方法を6つご紹介します。シニア層みなさんの経験と知識を活かし、充実した第二の人生を歩み始めるチャンスです。

目次

1、シニア層転職中国日本語教師待遇の真実 給与8,000元実質収入

シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵:給与

中国の大学での日本語教師の給与は、一見すると日本円換算で低く感じるかもしれません。しかし、実際の待遇は想像以上に魅力的です。以下に具体的な内容を解説します。

(1)基本給与と授業数

給与項目金額(日本円、人民元)
一般的な給与水準月額8,000元(約160,000円)
税金(所得税)約90元(1,800円程度)
税引後給与約7,010元(約140,200円)


   *最近3ヶ月間の平均為替レート:1元=20円

授業コマ数労働契約にある一般的な必要労働
1週間当たりの授業コマ数12〜16コマ(1コマ45分)=6〜8授業/1週間
1ヶ月あたりの授業コマ数48〜64コマ(1コマ45分)=24〜32授業/1ヶ月間
授業コマ数時間割
1日当たりの時間割4授業
1週間当たりの時間割20授業
1ヶ月当たりの時間割80授業

上表が労働契約に記載される必要な労働コマ数(授業数)、下表は大学の全体時間割です。主任教師はこの2つの表を使い教師の時間割を考えます。

大学は2学期制で1学期の終わり頃に主任教師が2学期の時間割を立案します。誰でも最適な時間割を提案できますので、例えば、月曜日に3授業、火曜日に3授業、水曜日に2授業で時間割を組んでもらえたら8授業/1週間でき、1学期の間は土日を含み週休4日になります。

主任教師は多くの教師の時間割を調整しますので、提案内容通りに組んでもらえるかどうか?は未定ですが、2年間の実績ではほぼ要求通りに組んで頂けました。大切なのことは学期末になると早めに希望の時間割を3種類くらい提案して検討してもらうことです。

授業数と月間、年間時給算出
月間の授業時間=32授業32授業x90分=2,880分=48時間
時給計算(税引後)140,200円/48時間=2,920円
年間に換算すると(約10ヶ月勤務)10ヶ月x32授業=320授業x90分=28,800分=480時間
年収に換算すると(約10ヶ月勤務)140,200円x12ヶ月=1,682,400円
年収に対して時給換算すると(約10ヶ月勤務)1,682,400円/480時間=3,505円

*2ヶ月/年間は夏休み、冬休み、国慶節の休暇合計日数です

年収に対して時給を計算すると3,505円になり、むしろ、安い給料ではないことがわかります。そのため空き時間をどのように有効活用できるかによって中国で日本語教師をする付加価値が変わります。

(2)追加収入の機会が豊富

労働契約書の授業数を超えた分、夏期・冬期講習での特別授業、個人指導や校外での日本語指導による副収入(副収入は大学側も認めています)など大学の日本語教師には機会が豊富です。なぜなら「大学教師」というブランドは中国で偉大で信用性が高いんです。

私の2年目では、同一エリアの高校で非常勤の日本語教師の依頼と民間日本語学校から週末だけのアルバイトの依頼がありましたが、私には自身の日本語学校や関係する業務があったので丁重に断りました。

(3)給与以外の経済的メリット

○寮費無料
○光熱費無料
○食事補助:教員食堂の利用(一般の学食より安価)

大学内にはゲストハウスという名称で教師専用の宿泊施設があり、寮費、光熱費、Wifi使用料などは無料で利用できますので単身者や中国に慣れていない人はこのゲストハウスに宿泊することをお勧めします。その後ある程度慣れてきて生活面は自身でできるようになれば、大学の付近や街中で自分で賃貸契約するのも良いでしょう。その場合、大学が保証人になってくれ、家賃補助、光熱費補助として実費の40〜50%程度支給されます。

(4)年間収支のシミュレーション(寮で生活した場合)

年収1,682,400円(7,010元×12ヶ月=84,120元)
寮費無料840,000円(3,500元×12ヶ月=42,000元)
光熱費無料192,000円(800元×12ヶ月=9,600元)
国内移動交通費60,000円(3,000元=60,000円)
日本への渡航費用100,000円(5,000元=100,000円)
年間収支シミュレーション2,874,400円相当

私が在籍した大学では春節連休、国慶節連休の国内移動交通費、1回/年程度の日本への渡航費も負担してくれましたが、大学によって条件は異なりますので、労働契約を締結するときに詳細の確認をしましょう。私の場合、既に住居があったこと、大学側からの要請だったことが加味されて年収分が少々高く交渉できました。

労働契約の意義や締結する時期については中国日本語教師になるための中国ビザ取得までを詳しく解説で詳しく説明していますのでご参照ください。

中国日本語教師は上記金額に加えて、中国での生活経験や語学力向上など、金銭では計れない価値も得られます。シニア層にとって安定した収入と充実した生活を両立できる魅力的な選択肢と言えるでしょう。

2、シニア層転職中国日本語教師待遇の真実は自由時間と長期休暇の活用法

シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵:長期休暇

中国の大学での日本語教師の仕事は日常の自由な時間と長期連休があります。この恵まれた環境を最大限に活用するための具体的な方法をご紹介します。

(1)効率的な授業スケジュール管理

上記のように時間割を提案し考慮してもらえれば、3日/週程度の勤務で週休4日が可能になり、更に日常は遅い日で15時〜18時頃、早い日では午前中だけで帰宅できます。実際に大学では空き時間に教師の部屋で待機する必要はなく、時間割に沿って出勤し授業が終われば帰宅できるので授業がない時は完全に自由な時間として活用できます。

夏休み、冬休み、春節、国慶節などを合わせると約4ヶ月間は長期休暇で実質勤務は8ヶ月間/年間です。給料は年間分支払われますが、学校によっては11ヶ月分だったりもしますので労働契約を締結するときには月給なのか年収なのか?きちんと確認しましょう。私は年俸契約で12ヶ月均等割で月給として頂いていました。

(2)長期休暇の利用

中国国内、日本、近隣アジア諸国への旅行
日本からわざわざ中国各地やアジア諸国へ旅行するよりも、大学からの補助があるのでお得感のある旅行ができますので積極的に出かけましょう。

ビジネスで中国に長年在住された方々が「もっと中国国内のあちこちへ旅行すればよかった」とよく話されます。海外に居る!だけでいつでも行けると思ってしましい、実際にはあっという間に貴重な時間が過ぎてしまうものです。

例えば、、有名な大都市圏よりも「中国の世界遺産巡り」として莫高窟 文化遺産、万里の長城、頤和園、天壇、雲崗石窟、五台山、兵馬俑など、、日本にいてはなかなか行けませんね。実は私も中国に20数年住んでいるに関わらず、中国世界遺産16箇所のうち行ったことがあるのは7箇所だけなんです。

引用元:中国世界遺産の旅<HIS>

(3)日常生活での時間活用

通勤時間の削減と便利性

中国語や生活に慣れるまでは校内のゲストハウスを住居にすることをお勧めします。中国のマンションは日本のように管理センターが管理しているわけではなく、部屋それぞれが個人の所有です。そのため、賃貸した部屋で生活していて電気、水道、ガスのトラブル対応時は直接修理業者に連絡し、いつ来るのか?いくらか?など交渉するためには中国語が必要です。

家事時間の短縮のため教員食堂の利用や簡単な自炊

校内の食堂で朝、昼、晩食事を取れます。教師専用の食堂もあり5元程度(100円)/1食程度でまあまあの中華料理が日替わりメニューで食べられますので、体調管理や時間の有効活用のためにも食堂利用をおすすめします。

健康管理:大学の運動施設を利用した定期的な運動

食事はしっかり取り、充実した校内施設が無料で使えるのでジョギング、ジム、バスケット、スイミングなどで定期的な運動を心がけないと、中華料理は脂が多いのでついつい太りやすくなります。

(4)貴重な体験を情報発信

SNSやブログなどで貴重な日常生活、日本語教師の毎日、失敗談、成功談、中国文化、応募から正式採用まで、、など情報発信してみては如何でしょうか?興味をひく情報満載なサイトになると思います。

(5)自己啓発

せっかくの中国生活なので中国語学習を習慣化しましょう。特に日本語科の学生たちにアルバイトでお願いしてもいいし、オンライン授業などを利用し2年もあればHSK4〜5級合格を目指せます。

中国語を学習しながら日常生活で直ぐに試せる環境なので上達も早いです。また、時間的な余裕は新しく趣味や自己啓発するには最高の環境です。

この恵まれたワークライフバランスを活かすことで、シニア層の方々は仕事と私生活の両面で充実した日々を過ごせます。新しい環境での生活を楽しみながら、日本語教育への使命感と自己成長意識とリラクゼーションのバランスを取ることが可能です。これは日本での働き方では得難い貴重な経験となリます。

3、 シニア層転職中国日本語教師待遇の真実は大学教師の充実の福利厚生

シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵:福利厚生

中国の大学で日本語教師として働く際の福利厚生は、日本の一般企業と比べても大差なく充実しています。これらの特典を最大限に活用するための具体的な方法をご紹介します。

(1)無償提供の教師寮の活用

○教員食堂(教食)の利用し朝・昼・晩の3食を低価格で摂取
○食堂では他の教員との交流の場として活用できます
○規則正しい食事と適度な運動で健康管理をします
○単身者には無料ゲストハウス、同伴者には大学付近の無料マンション

単身者には家具、ベッド付き、シャワー、トイレ付きのワンルームタイプのゲストハウスが無償で利用でき、同伴の場合は大学近くのマンション(2-3LDK)に無料で入居できます。自分で気に入ったマンションを賃貸する場合は大学から補助金が支払われます。

(2)保険制度の活用

大学によっては病院代が10万元(200万円)まで保障される医療保険が比較的に格安で加入できたり、そのような制度がない大学では海外旅行者保険に任意で加入すると大学から補助金が支払われます。特に、無償で健康診断できたり万が一の時はキャッシュフリーで通院でき安心なので労働契約を締結するときに確認しましょう。

(3)その他

○大学の図書館や運動施設の無料利用
○大学内のWi-FiやIT設備の活用

これらの福利厚生を最大限に活用することで、シニア層の方々は経済的な負担を軽減しつつ、安心充実した生活を送ることができます。積極的に活用し新しい環境での生活を豊かなものにしていくことが大切です。

4、シニア層転職中国日本語教師待遇の真実は日中文化架け橋、役割と実践法

シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵:日中架け橋

中国の大学で日本語教師として働く方々は、実は、語学指導者以上の重要な役割を担っています。それは、日中両国の文化交流の架け橋となり、相互理解を深める絶好の立場にあります。以下に、この役割を最大限に活かすための具体的な方法をご紹介します。

(1)授業内での文化交流の促進

○日本の伝統文化や現代文化を取り入れた授業設計
○学生との対話を通じた日中文化の比較
○日本の社会問題や時事問題をテーマにしたディスカッション
○日本語の背景にある文化習慣をテキストで解説

「応用授業」ではいろんな授業内容を教師に一任されていますので、日中架け橋的役割をテーマにすることで授業アイデアが湧いてきます。特に「日本語そのものに興味がある、日本文化に興味を持った、日本アニメが好き、日本留学をしたいなど」学生たちがなぜ日本語を専攻したか?理由には日中間文化交流に関することが多いです。

大学の日本語教育の「基礎授業」、「応用授業」については中国日本語教師になるための中国ビザ取得までを詳しく解説で詳しく説明しています。詳しくはこちらをご覧ください。

(2)文化イベントの企画と実施

実際にイベントを行うのは難しいので、教材の中に日本の四季折々の文化や習慣を盛り込み紹介します。例えば、、

○日本文化(茶道、書道、剣道、柔道、お寺や神社、折り紙など)
○日本の季節行事(正月、花見、ゴールデンウイーク、夏休み、七夕、冬休み、餅つきなど)
○日本料理教室の紹介(寿司、焼肉、牛丼、親子丼、ラーメン)

(3)学生の日本理解促進活動

○日本文化・社会に関して発表してもらう
○日本留学プログラムの紹介
○日本企業インターンシップの情報提供と推薦
○中国文化習慣との違い

これらの活動を通じて、シニア層の日本語教師は単なる語学指導者を超えた、文化宣伝大使としての役割を果たすことができます。長年の人生経験や日本文化への深い理解を活かし、若い世代の中国人学生に日本への興味と理解を深めてもらうことができます。同時に、自身も中国文化への理解を深め、真の意味での相互理解と友好関係の構築に貢献できます。この役割は、シニア層の方々にとって非常にやりがいのある社会的意義の高い仕事となるでしょう。

5、シニア層転職中国日本語教師待遇の真実は中国経験を活かした新たな可能性

シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵:可能性

中国の大学で日本語教師として働いた経験は、シニア層の方々にとって貴重な財産です。この経験を活かして、キャリア後にさらなる可能性を広げるための具体的な方法をご紹介します。

(1)日中間教育コンサルタントへの転身

○日中両国の教育システムに精通した専門家としての地位確立
○留学エージェントや教育機関向けのコンサルティングサービス提供
○翻訳・通訳サービスの提供

私が以前から現在も日本と中国で行っているビジネスはこの「中国での経験を活かした新たな可能性」を事業展開しています。例えば、、中国の会社で日本留学やインターンシップ希望者を募集し、日本の会社がその受け皿になり社会へ輩出するまでサポートをしています。

その過程で、ビザ申請資料のアドバイスや中国から家族を呼び寄せたい時のアドバイスや進め方、日本での住居の提案、生活する上で必要な銀行開設、携帯電話、、、など付随するビジネスは無数にあります。

通訳や翻訳は難度が高いので敬遠しがちですが、自身が中国文化習慣を理解し日常会話程度の中国語力があれば、仕事の受注活動をして実際の通訳や翻訳は語学力が優れた人たちにアウトソーシングすれば可能です。

(2)日中間ビジネスブリッジ人材としての活動

○日系企業の中国進出支援コンサルティング
○中国企業の対日ビジネス展開アドバイザー
○日中ビジネスマッチングイベントの企画・運営
○クロスボーダーEコマースの運営、サポート業務

中国には今も超えてはいけない様々な障壁があります。身近なところでは交友関係も日中間では随分違います。更にビジネスにおいては「日本の常識は中国の非常識」なところが無数にあります。それらは実際に中国で生活したからこそ身についていくものです。

(3)執筆活動と情報発信

日中文化比較や語学学習、教育関連、日常生活など普段の生活で書き溜めた情報を体験談として、個人ブログや SNS を活用して関連企業からの広告収入を得るアフィリエイターとしても展開できます。

私も昨年からアフィリエイターとしての活動を始めました。この業界には業界なりの難しさがあり苦戦している一方で、他者との大きな差別化は私のブログは「体験談+解説」であることです。更にその体験談は過去のものだけではなく、シニア層になった現在も現役なので体験談は今後も蓄積されていくことです。

これらの活動を通じて、シニア層の方々は中国での教育経験を様々な形で活かすことができます。長年培ってきた知識と経験、そして中国での生活で得た新たな視点を組み合わせることで、独自の価値を提供できる専門家として活躍することが可能です。また、これらの活動は必ずしもフルタイムの仕事である必要はなく、自身のペースや興味に合わせて柔軟に取り組むことができます。

今後の人生を豊かにするこれらの選択肢は単なる収入源としてだけでなく、社会貢献や自己実現の機会としても大きな意義を持ちます。中国での経験を通じて得た国際的な視野と異文化理解力は、グローバル化が進む現代社会において非常に価値のある資質です。これらの経験と知識を活かすことで、シニア層の方々は退職後も社会との繋がりを保ち、充実した生活を送ることができるでしょう。

6、シニア層転職中国日本語教師待遇の真実はデジタルツール活用し効率的教育

シニア層必見!中国の大学 日本語教師待遇の事実と成功への6つの鍵:デジタルツール

中国の大学で日本語教師として働くシニア層の方々にとって、デジタルツールを活用することは、教育の質を高めます。実際にデジタルツールを効果的に活用するための具体的な方法をご紹介します。

(1)日本語授業はすべてプロジェクターを使う

授業の進め方

補足説明などで中国語力が必要だと思っていませんか?実はカタコトの中国語で十分なんです。授業はプロジェクターを指し、補助教材として教科書を使うようにします。そしてその日に使った資料は学生に配信し復習教材として利用してもらいます。

そうすることで、学生たちは授業中書き留める必要がなくすべてを「見て、聞いて、話す」時間に当てられ、学生たちの会話能力は上達していきます。資料作成時に翻訳アプリなどで単語や短い文章を中国語訳して記載しておけば、学生たちも理解できますし、教師自身の中国語学習にも役に立ちます。この方法で文法や作文も指導することができます。

PowerPointなどで全授業を年間分作成するのは大変!そうです大変な労力ですが、2年目も3年目も修正しながら使い続けられますので大変なのは初年度だけです。

私は自身の日本語学校で使った資料がありましたのでゼロからの作り込みではありませんでしたが、日本語学校開校当時はゼロから作り込みました。大学での日本語教師は授業が始まるまでに資料を作り、時間があればどんどん先まで作り込めますので、毎日2〜3時間程度は授業準備の時間にするくらいの時間的余裕は十分にあります。

コツは、、初年度は授業で最低限使えるレベルとし、授業で使って不足や間違いなどはその日の内に修正します。更に徐々に画像や動画などを盛り込みながら2年間かけて完成度を上げていきます。

必要なスキル

Microsoft PowerPoint
シニア層のみなさんで日常業務で使い慣れている方、そうでない方も安心してください。ネットなどに簡単解説などが豊富にありますので、自身のスキルアップとして使いこなせます。難しい画像や動画作成編集ソフトなどは不要です。

(2)授業用に作成した資料で副業展開

私はWeChat、Bilibili、Zumeなど中国のSNSアプリを使い、自身の日本語学校や大学の生徒向けに日本語授業を配信するために、大学の授業で使った資料を利用していました。私の日課は授業が終わると気づいたことを修正し中国のSNSにアップすることで大学の授業と自身の日本語学校の両方を対応していました。

中国のアプリ表示は中国語で慣れるまでに時間がかかるので、学生たちに教えてもらいながら習得すれば学生たちとのコミュニケーションも取れます。特に、学生たちのデジタル対応力は素晴らしく、互いに学び合う姿勢を持つことで、世代間のギャップを埋めつつ、より効果的な教育環境を構築できるでしょう。

実際に、学生たちに教えてもらことで、そのサイトに興味が湧きファンにもなってくれますので、「いつアップしますか?」など質問されて副業開始のスタートアップにも有効です。

7、シニア層転職中国日本語教師待遇の真実のまとめ

中国の大学での日本語教師としての待遇は、給与面だけでなく、福利厚生や生活の質を含めて総合的に考えると、非常に魅力的です。

ワークライフバランスが充実しており、長期休暇や自由時間を活用して自己啓発や文化体験を楽しむことができます。

充実した福利厚生(無償の寮、教員食堂、保険制度など)により、経済的な負担が軽減されます。

日中文化交流の架け橋として重要な役割を果たすことができ、やりがいのある仕事です。

中国での経験を活かして、キャリア後も様々な分野で活躍する可能性があります。

デジタルツールを活用することで効率的な教育活動ができます。

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